2004.09.16

企業内起業家

昔からお付き合いのある中堅企業の若手研修に行ってきました。商人塾と命名されたこのセミナーは半年間に12回の終日セミナーと課外課題・図書を与えれ、卒塾の時にチームで卒論を塾頭である社長に発表します。卒論は新規事業の提案であったり、新しい仕組みの提案であったり、商品企画、営業戦略など、経営に関することであれば特にカテゴリーに制限はありません。この企業は流通業なので、やっぱり、顧客、店舗、システム、サービス、商品に関する提案が多いようです。今回は6期生で3年目になっています。僕は12コマの内の1コマだけですが、1期生からお付き合いしています。僕と一緒に勉強するのはアントレプレナー・シップです。
「吉田さん、うちの若手に起業家精神を教えて下さい」っていうお話でした。僕は「そんなこと教えたら、みんな辞めるよ」(笑)って話したら、ご依頼を受けたこの企業の総研の社長が「いいです。辞める人は辞めます。塾生の中でうちのリソース、ヒト、モノ、カネ、店、仕入れ先様、お客様などを面白がって、今を否定し、次世代の当社を育む人が出てくればこのプロジェクトは成功ですから」とのことでした。僕は「わかりました。全員を独立させるつもりでお受けします」(笑)そして、20人×6期生=120人にセミナーしてきました。さて、この中から社内起業家が何人でますか?楽しみです。

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