2006.11.06
ハルさん
飛行機まで時間があるので、 レンタルバイクで浜比嘉島まで彼女に会いに行きました。ハルさんって言います。ちょっと年上です。93才。ちょうど僕より40才上。4才と違います。
ハルさんは元気でした。
ハルさんはハル商店をやってます。よろず屋さんです。
ハルさんのことはココを見て下さい。
↓
今回初めてハルさんの苗字がわかりました。
東吉本って言います。
隣の家、ここです。
ハルさんのおじいちゃんの兄弟で本家らしいです。 ハルさんのおじいさんって???江戸時代の人かな?この東吉本ですが「あがりよしもと」と読みます。沖縄では東と書いて「あがる」 と読むらしいです。ハルさんに教えてもらいました。
東から太陽が上がるからなんでしょうね。本家の東にあって、 あがりよしもと。
3回目の訪問ですが、ハルさんはすっかり忘れています。(笑)
いつも同じ会話から始まります。
「ハルさんに会いに来たよ」
「え、わたしは会ったことがあの?どこからきやした」
「大阪です」
「わたしも大阪にいたことがあるんよ」
「知ってますよ。尼崎と岸和田でしょ。軍需工場で購買の仕事をしてた」
「あら?、よく知ってわね?」
「はい、ハルさんのことなら、なんでも知ってますよ。お元気で何よりです」
僕は120円でお茶を買っただけなのに・・・・帰りがけに「なんにもないけど、 これもって帰って」これもいつものことです。お店の棚から黒砂糖の袋をとって僕にくれます。「そんなの、売り物なのにいいよ」 って言ってもハルさんは絶対に聞きません。
僕は「ありがと、また来るね」って言って浜比嘉島を後にしました。
ハルさん、いつも、ありがと。次に会うときは94だね。