2007.01.25

大井町にある中華屋さん

うまかった!うまかった!久しぶりに文句なしにうまかったです。 食いすぎました。(笑)

友人に「吉田さん、ちょっと変わった中華、行きましょうか? 吉田さんならきっと気に入ると思うよ」って誘われて行ってきました。

 

その中華屋さんは大井町の商店街の中で、 どこにでもあるような大衆中華屋さんに見えました。でも、実はそれが羊の皮を被った狼だったのです。(笑)

 

カーテンの付いているガラス戸。 ノスタルジックと言えば聞こえはいいですが、古びています。(笑)ドアには「準備中」の札が・・・?

おそるおそるドアを押して「○○さんのお席なんですが・・・」 と言って入ると、女将さん風の女性が「はい、○○さん、まだだけど、そこに座って・・・」とカウンターに案内されました。っていうか、 カウンターしかないのですが・・・。(笑)彼女に「準備中の札が・・・」って言ったら「あ?あれ、うちはいつもそうなの」?????

 

確かに京都にも年中準備中の喫茶店があります。なに? 一見を断っているのかな?それとも馴染みのお客さんでいっぱいになるのかな?

 

カウンターは厚みが10cmもあるような杉の無垢板でお鮨屋さんみたいです。あれ、この店って中華やけど、 前はお鮨屋さんで居抜で中華屋になったのかな?なんて・・・。 椅子は合成皮革で背もたれは破れたところにセロテープが貼ってありました。 壁は金華山の壁紙でコートフックがバカになってるのかくるくる回るんで、引っ掛けたコートがストンと落ちてしまいます。「あ、 それ、コツがいるんで、やりますね」って(笑)でも、厨房のステンレスはどこもピカピカでした。 後で思うとそのどれもがこのお店の味でした。

 

NEC_0156

 

遅れて、友人が来て食事がはじまりました。 お箸袋には上海料理とありましたが、上海料理ではないです。中華風創作料理ですね。これは。

 

このお店は大将と、お母さん、それに息子さんの3人でやってはります。 大将があれこれ食材を紹介してくれて、その食材をどう食べるか?どんな味付け、どんな料理にするかをその場で決めて、 料理が始まります。

「この野菜は杭州の奥で取れるブロッコリーの原種と言われてる○○っていうんだ。ねぎ油で炒めるとおいしいよ」なんて感じです。 「伊勢海老あるよ。○○ソースで炒めようか」「京都から竹の子入ってるよ」

 

大将はいい食材と出会うと、値段見ないで買ってしまうのです。でも、 いい食材との出会いが一番楽しいって大将は言ってました。息子さんが「なんでも買ってくるから、毎日、母ちゃんに怒られてるよ」(笑) って。

紹興酒はカメからビン詰めにして出てきましたが、そのビンはどう見てもジョニ黒のビンでした。でも、 うまかったです。

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