2007.02.13
壺屋焼窯元「育陶園」
白仁さんと一緒に那覇の壺屋焼窯元「育陶園」さんにお邪魔しました。6代目窯主 高江洲 忠さんにご挨拶して、店長の長女高江洲若菜さんとホームページや印刷物のデザイン担当の横井将司さんといろいろお話してきました。
窯元も家族経営ならなんとかなるんですが、家族経営って成り行き経営ですからそのままでは先細りになります。かと言って事業にするには規模が小さ過ぎて・・・、何より、今まで経営なんて考えたことがないんですから、まず、経営の勉強からスタートです。先は長いです。(泣)
壺屋焼には歴史もあり、歴史が長い分だけ未来への可能性も大きいのです。さて、どうするべきなのか?
会社を大きくするのが目的でなく、やりたいことをやりたいようにするために成長が必要です。携わる人が仕事を通して自分らしく生き、皆が幸せになる為には現状維持でなく明日に繋がる健全な成長が必要です。
フェラーリはレースをする為にその資金稼ぎに車を売っていると聞きました。他のメーカーは車を売る為にレースをしています。この差ですよね。
地域で頑張るみんなは地域やその仕事が好きなんです。できれば、今まで通り、このまま、やれればいいのですが、それがそうもいかないので、経営なんてややこしいことを考えないといけなくなるんです。時代なんです。
近代化なんてしたくないし、効率も求めてないし、金が儲けたい訳でもないです。やりたいことして、ここで暮らせれば言うことなし。僕らはここから地域活性を考えないといけないのだと思います。