2007.02.18
yan(イェン)の結婚式
花嫁の父になってしまいました。(^_^)
yanは上海人で28歳、早稲田大学文学部の博士課程の1年生です。3年前留学生として日本に来ました。僕は日本でのyanの保証人です。そう、日本のお父さんなんです。留学生たちは日本での身元引受人を探さないと留学できません。
yanとはもう一人の友人、王先生からの紹介で2001年頃に上海で知り合いました。僕の通訳をしてくれていました。最近は携帯もあるし、土地勘もあるので、通訳なんていらないのですが、当時は浦東空港から市内に行くだけでドキドキもんでした。その後、yanが日本に来ることになり、僕が保証人を引き受けました。そして、日本の生活も3年、彼氏ができて、結婚することになったのです。
11月に「ご報告」ってメールきました。
突然ですが、一つご報告があります。
実は来年2月18日(日)に東京の明治神宮にて結婚式をあげることになりました
(やった!)
相手は例の彼です。
彼が来年から広州への赴任が急に決まったので、結婚を決意し、準備を進めている
ところです。
これが日本のお父さんに対する事後報告でした。(笑)
例の彼というのが花婿の里人君です。
明治神宮?神前結婚?なるほどと思う反面、偉いな~と関心しました。
初めての明治神宮でした。地図の確認とついでにあれこれサイトを見ていて、恥ずかしながら吉田雅紀、はじめて知りました。明治神宮は明治天皇と昭憲皇太后をお祀りする神社だったんです。今まで関心がなかったっていうか、そうなんですが、知らなかったです。
この大東京のド真ん中に忽然と現れる森の中にあります。タクシーに神楽殿まで行きましたが、まさしく、森の中を進むタクシーでした。
結婚式は神楽殿から峯賓殿への参進に始まります。花婿、花嫁を先頭に参進する僕たちの行列を見て観光客の外人さんが一斉にシャッターの嵐!でも、まさか、白無垢の花嫁さんが中国人だとは誰も思わないでしょう。「お釈迦様でも~気が~つく~めぇ~」(笑)
披露宴は明治記念会館でした。ここもお庭が広くて、宴会場もなんか由緒ある場所らしいです。
明治大正を思わせるクラッシックな内装でした。
里人くん、yanちゃん、お幸せに
これで日本のお父さんの仕事も卒業かな。寂しいやら、うれしいやら、花嫁の父でした。