2010.10.27
手前味噌か我田引水か
人は自分の都合の良いように物事を解釈し、考えます。手前味噌とか我田引水とか、昔の人はうまく言ったものです。市場調査をしても都合のいい数字だけをクローズアップして、不利な事実には目をつぶってしまいがちです。起業家はこれを無意識にやってしまします。自分の事業やマーケットを客観的に見れなくなるのです。人に意見をもらうのも実は難しいです。所詮、ビジネスプランなんて他人事です。どうでもいいのです。このどうでもいいことの評価で人に嫌われるなんて、そんなの嫌です。(笑)だから、「いいと思うよ」「ありだよね」なんて適当に答えるのです。ビジネスプランに試練を与えるとはいろんな人からプランにダメだししてもらうことを言います。耳に痛い意見を、ぼろくそに言ってくれる人を、探すのです。
こちらから「褒め言葉はいらないので、ダメだしして下さい」これぐらい言わないと誰も本当の意見は言ってくれません。