2010.11.03

上村松園展に行ってきました。

img_01.jpg京都国立近代美術館です。

「序の舞」が正面に飾られていました。後半はこの序の舞がもう一つの代表作「焔」にかわります。「2回見に来なさい」って戦略みたいです。()序の舞の右手の扇子を持つ手、左手の握りこぶし。あのしぐさは京舞井上流なのか?序の舞のモデルは松園自身だそうです。(松篁のお嫁さんという説も)

彼女が学んだ京都府画学校は今の京都市立芸術大学です。息子の上村松篁も孫の上村淳之も日本画家で三人とも京都市立芸術大学で学んで、三代続いて芸術院会員だそうです。上村淳之は2004年まで同大学の副学長でした。松伯美術館には親子三代の作品が展示されているようです。(奈良市)

宮尾登美子の同名の小説「序の舞」は松園が主人公です。松園の本名は津禰(つね)ですが、小説の主人公は津也という名前です。津也は自分の師匠松溪の子どもを宿ります。松園も結婚しないで松篁を生んでいます。宮尾登美子が1926年生まれ、上村松園は1875年生まれなので会ってはいないと思いますが、宮尾登美子が松園の絵を見て小説のアイデアが生まれたんでしょね。

 

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