2018.06.29
6月28日(木)AI-CONセミナーを谷町オフィスで開催しました
大阪府北部地震の為、開催延期となっていました
AI-CONセミナーを昨日、6月28日(木)15時~から
開催致しました。
※AI-CONは契約書を所定のサイトにUPロードすれば、
1営業日で有利・不利の判定をしてくれ、
かつ、リコメンド条項を教えてくれるサービスのこと。
東京のGVA法律事務所からお越しくださったのは恩田弁護士。
東京⇔大阪と距離がある為、事前に対面での打合せができず、
また、再講演ということもあり、相当ドキドキしました。
契約書はとかく難しい言葉が多く、
相当な心持ちで挑まねばならない、かなりの難敵。
にもかかわらず、弁護士ならではのポイントを付いた分かり易い説明に
いつの間にか前のめりになり話しを聞いていました。
契約書は作り手が優位になる内容で作られている!と恩田弁護士。
それを理解しないまま、流し読みで契約を結んでしまったら、
知らず知らずの内に不利な契約で仕事を締結したことになり、
最悪の場合、何度も何度もやり直しを求められ、
それに対する報酬はもらえないという最悪な事態に陥いる事もあり得ると。
(一連の契約書の基本のお話しを伺った後、
ワークショップに移行。参加者に<設定>が与えられる。)
<設定>
ゲーム会社から私はゲーム開発を委託されることになった。
そして、相手側が作成した業務委託契約書を渡された。
果たしてこの内容で契約を締結するべきか否か考えなければならない。
➡不利に当たると思えた箇所を全て書き出していく
セミナーの内容を理解したつもりで契約書に目を通すけれど、
既に、セミナーの内容を理解しようと頑張った脳がキャパを超え、
ぎっちりつまった文字・文字・文字に、
目が上滑りし内容が頭に入って来ない。
自分が甲なのか乙なのか頻繁に見直し、
どこまで文章を読んだか分からなくなり、
どれが不利な条件かもすぐに理解が追いつかず・・・・。
つまり、日々、お仕事に勤しんでいる方は、
この状態が常にあるのだと理解。
ちょっとした文言に気付かず締結すると大変な損害に至る契約書。
一方、どんな状態でもリスクを見逃さないAI-CONと言ったような
サービスを活用する意義を感じました。
[大阪谷町:矢竹]