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2010.11.03
上村松園展に行ってきました。
「序の舞」が正面に飾られていました。後半はこの序の舞がもう一つの代表作「焔」にかわります。「2回見に来なさい」って戦略みたいです。(笑)序の舞の右手の扇子を持つ手、左手の握りこぶし。あのしぐさは京舞井上流なのか?序の舞のモデルは松園自身だそうです。(松篁のお嫁さんという説も)
彼女が学んだ京都府画学校は今の京都市立芸術大学です。息子の上村松篁も孫の上村淳之も日本画家で三人とも京都市立芸術大学で学んで、三代続いて芸術院会員だそうです。上村淳之は2004年まで同大学の副学長でした。松伯美術館には親子三代の作品が展示されているようです。(奈良市)
宮尾登美子の同名の小説「序の舞」は松園が主人公です。松園の本名は津禰(つね)ですが、小説の主人公は津也という名前です。津也は自分の師匠松溪の子どもを宿ります。松園も結婚しないで松篁を生んでいます。宮尾登美子が1926年生まれ、上村松園は1875年生まれなので会ってはいないと思いますが、宮尾登美子が松園の絵を見て小説のアイデアが生まれたんでしょね。
2010.10.27
手前味噌か我田引水か
人は自分の都合の良いように物事を解釈し、考えます。手前味噌とか我田引水とか、昔の人はうまく言ったものです。市場調査をしても都合のいい数字だけをクローズアップして、不利な事実には目をつぶってしまいがちです。起業家はこれを無意識にやってしまします。自分の事業やマーケットを客観的に見れなくなるのです。人に意見をもらうのも実は難しいです。所詮、ビジネスプランなんて他人事です。どうでもいいのです。このどうでもいいことの評価で人に嫌われるなんて、そんなの嫌です。(笑)だから、「いいと思うよ」「ありだよね」なんて適当に答えるのです。ビジネスプランに試練を与えるとはいろんな人からプランにダメだししてもらうことを言います。耳に痛い意見を、ぼろくそに言ってくれる人を、探すのです。
こちらから「褒め言葉はいらないので、ダメだしして下さい」これぐらい言わないと誰も本当の意見は言ってくれません。
2010.10.26
革新的ベンチャービジネスプランコンテストいしかわ
今年で4回目になります。
第1回から審査員と司会という一人二役?一人時間差攻撃しています。(笑)今年もファイナルに進んだ7プランを司会して審査しました。
今年の最優秀賞は金沢医科大発のFDD-MB(母体血による胎児DNA診断)サービス事業の国際的展開の高林先生でした。おめでとうございます。
2位は23歳の女性起業家!越田さん。「きもの」レンタル事業「心結」(ここゆい)でした。
2010.10.25
金沢の仲間
ご飯を食べてからこれも金沢の友人、香川さんが運営する隠れ家へ(^_^)
ここは今は亡き、クリフトン・カーフさんのギャラリーです。ワインをいただきながら、作品を拝見したり、お話を聞いたり、豊かな時間でした。どなたでも入れるので、ご予約はHPまで
2010.10.23
理論更新研修
昨年に引き続いてあきない総研では中小企業診断士の理論更新研修を実施しています。昨年は300人ぐらいの受講者でしたが、今年は500人を超えそうです。
今日のテーマは農商工連携です。レクチャーの後は石川県の「能登牛」をテーマに農商工連携のワークショップをしてもらいました。
2010.10.22
ご当地B級グルメ
宇都宮で仕事でした。朝の新幹線で入って9時半から打ち合わせ。10時半に終わって、そのまま帰るところですが、宇都宮=餃子なんで、朝から餃子食べました。(笑)普通?朝からは餃子食べないですよね。僕に朝から餃子食べさすご当地B級グルメ。力あるよね。宇都宮に餃子がなかったら、宇都宮で1円も使わずに帰っているところでした。
2010.10.21
katanaセミナー起業・経営編第3回
「マーケティング」とは何なのか?かのピーター・ドラッガーは、「マーケティングの究極の目標は、セリング(売り込み)を不要にすることだ。」と定義しました。僕は「マーケティングの役割は顧客を創造・発見するということである。」と定義しています。お客様は何を基準にモノを買うのか?顧客を起点として、より深く顧客を理解することの重要さ。見込み客の定義とは。鳴くまで待とうホトトギス戦略とは・・・そんな、お話をわかりやすくみなさんにお伝えしました。そうそう、僕の手前の男の子。高校3年生です。時代は変わりつつあります。(^_^)
2010.10.20
こだわり
こだわりって、実は保守的な態度です。僕の友人でまったくこだわりのない男がいます。彼はこだわらないことにこだわっているようです。(笑)
NHKの番組で「ハーバード白熱教室」を知っていますか?サンデル教授がファシリテーターとして大講堂でディベートが繰り広げられます。知的好奇心が刺激される大好きな番組です。ディベートですから、Aの意見に対して、反論Bが出てきます。サンデル教授はうまくAとBを対立させて、議論を深め、会場を真理に近づけようとします。BはAの矛盾を突きます。Aは矛盾を補いながら持論を展開します。このディベートで彼らは知らず知らずのうちにこだわり始めます。何にこだわるのか?自分の意見にです。一度、Aと言ったものを聴衆の見守る中でBとは言えないのです。言えるのですが、言えないのです。
事業も同じです。こだわってはいけません。Aだと思ってけどやってみたらBでした。それでいいのです。悪いことでもないし、みっともないこともありません。事業は進化して当然なのです。
2010.10.14
海外マーケティング勉強会
最近、僕の周りで海外に進出したいというベンチャーが増えてきました。正確には?海外に進出というより、世界をマーケットに事業展開したい。という方が正しいかも?それで、そんな仲間を集めて勉強会をすることになりました。
メンバーはKatanaファンドの投資先とか僕の仲間が集まりました。メタバーズの島谷さんは サンフランシスコからSOBAのweb会議で参加。その SOBAプロジェクトの乾さんもメンバーでした。大和企業投資さんからはKatanaのメンバーの秋竹さん、山田さんと国際事業部の牧井さんが参加。総勢15名で盛り上がりました。
終わってからは立ち飲みワインバーで交流会。こっちも大盛り上がりで6時半から2時間立ち飲みしました。(みんな元気です)
2010.10.13
失敗から立ち上がる
よちよち歩きの赤ちゃんが転ぶ時って、ドスンと尻餅を突くことが多いですよね。よちよち歩いていると「あ、尻餅突く」ってわかりますよね。尻餅突いてから体をひねって四つん這いになって立ち上がります。転び方もわかるし、転び方がわかれば立ち上がり方もわかりますよね。
赤ちゃんも3つぐらいになると走り回ります。もう、赤ちゃんじゃないか(笑)
公園で走り回っているのを見ていると転ぶんじゃないかとヒヤヒヤしますよね。砂場の角っこ、小さな穴ぼこ、危険はいっぱいです。そして、思った通りに穴ぼこにけつまずいて、前のめりにずる~。たいがい膝を擦りむきます。手がうまくつけないと、おでこやあごも擦りむきます。(笑)
わ~と泣いて、お母さんを探しますが、助けがないとわかると、自分で立ち上がります。子どもを見ていると歩き方や走り方で転び方はわかるし、転び方がわかると立ち上がり方も想像がつきます。
ビジネスも同じです。
普段、どんな仕事の仕方をしているかで、失敗の仕方は想像できます。失敗の仕方を見れば、彼が立ち直れるか、もう一度立ち上がるかもわかります。つまり、今の歩き方が大切なのです。