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2004.09.22

社会主義市場経済

社会主義市場経済だったですか?今の中国は。これって、最初聞いたときはコウモリよりコウモリみたいな話でしたよね。(笑)鳥かえ、動物かえ、はっきりせいよ!ってことなんですが、この社会主義市場経済は実はすごくパワフルだったりします。社会主義ですからいいことは国家権力で一斉に実施されます。反対に国益に反するものは一掃できます。最近、日本ではICカードが普及し始めて、EdyやJRのICOCAカードが便利に出回ってますよね。これと同じICカードで上海では「交通カード」というのがあります。僕が最初に存在を知ったのが今年の3月ですから、スタートは去年かもしれません?この交通カードですが、右の写真にマークが付いていますよね。上からタクシー、バス、船、地下鉄、そして、一番下のカイトみたいなマークが何かわかりません。一説には飛行機っていう噂も・・・(笑)そして、マクドナルドで使えたりもします。(僕は使ったことないですが、らしい・・です(笑))そして、徹底しているのは、ここが社会主義なんですが全タクシー、すべての地下鉄、すべてのバスに使えます。浦東空港行きのリムジンバスにも使えるんですよ。めっちゃ便利です。この徹底振りと実は速さ、これが社会主義です。お役所仕事が遅いのは日本の話で上海では国益となればお役所のスピードはすごいです。

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2004.09.20

老上海

今週は上海にいます。
「老上海」、「・ら・おしゃんはい」と発音します。昔の上海っていう意味なんですが、この「老上海」って名前のついた異業種交流会が現地にあります。古くから上海に居ている人たち=上海が好きな人たちと解釈するとのことでした。ゲストのショートスピーチと会食を毎月しておらえます。ま、早い話、飲み会なんですが・・(笑)幹事は毎年持ち回りらしいのですが、今年は僕の知り合いが幹事なのでゲストとして呼んでもらいました。持ちネタ?十八番?っていうかアントレプレナー・シップについて30分ほど、お話させてもらいました。この日は20人ぐらいのメンバーが集まっておられたのですが、さすがに「老」で80年代に上海に来られた方が何人もいてはりました。当然ですが、みなさんそれなりのお年です。当時は文化大革命、四人組、天安門事件など、今とはえらい違いです。老のみなさんは「違う国になった」っておっしゃっていました。(笑)

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2004.09.18

三重??1グランプリ&交流会

今日は朝から移動。昼には三重県の白子(しろこ)に到着しました。三重の学生たちが企画したビジネスプランコンテスト&DG中部の主催のトークショーでした。コンテストには学生の4チームが優勝と準優勝を競いました。まだまだ、荒削りですが、それなりにおもりろいプランに仕上がっていした。トークショーのテーマは「若くても起業はできる」でした。ゲストは梅田さん、嶋さん、だいおくさん、みんないい味出してくれていました。ありがとうございました。

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2004.09.17

今週の金曜メルマガ

今週のメルマガは「アクター?ディレクター?プロデューサー?」どこを目指すか?ってことを書きました。
メルマガ見てやろう!って言う人はドリームゲート・メールマガジン登録

日本語で言ったらアクター=役者、ディレクター=監督、うん?プロデューサーってなんて言うのかな?辞書を引いたら生産者?演出家?なんか、ピンと来ないですよね。僕的にはプロデューサーは「事業家」っていうイメージなんですが。

専門家の仕事で言えばアクターとはクライアントの相談に乗ったり、お手伝いしたり、演壇に立って話したり、セミナー講師や執筆活動などです。すべて、役者と同じで自分が演じる側になるのでアクターというかプレヤーです。次にディレクターですが、ディレクターはプロジェクトを現場で指揮監督します。プロジェクト・リーダーのイメージがぴったりだと思います。テーマやコンサプト、メンバー、予算、期間は決まっています。この与えられたリソースの中で最高のパフォーマンスを出すのがディレクターの仕事です。セミナーで言えば講師はアクター。そのセミナーを企画運営しているのが、ディレクターです。そして、最後がプロデューサー。プロデューサーとはプロデュースするんです。(笑)つまり、生産するんですが、前段でも述べたように事業家です。何もないところから新しい価値を創造する仕事です。
映画作りで喩えればわかりやすいと思います。プロデューサーはまず、どんな映画を作るかを決めます。いろんなシナリオを見るでしょうし、ふとしたきっかけで作品のコンセプトに出会うかもしれません。要は「プリティーウーマン」を撮るか「ダイハード」を撮るかです。それが決まれば配役です。監督(ディレクター)は誰にさせて、主演はどの役者にさせるか?主要なキャスティングができれば、次は映画を作るのに必要な他のリソースを集めます。まず、資金です。スタジオをいるでしょうし、ロケ先も、そして、配給先も決めないといけません。これらのことを同時に平行してプロデュースしていきます。そして、映画は完成します。完成してもプロデューサーの仕事は終わりません。ここから回収です。空前のヒット作になるのか、泣かず飛ばずで終わってしまうのか?何もないところから映画が生まれて、観客に感動を与え、この感動が興行収入という形の価値を生む。このプロセスすべてに関わるのがプロデューサーなんです。

僕の周りの専門家にも1億円プレヤーがいます。医者とか、税理士、コンサルタントやエージェントもいます。彼らの多くがある時はアクター、ある時はディレクター、そして、多くはプロデューサーです。でも、僕は生涯一アクターとして、舞台に立ち続けるって人もいます。それはそれで立派です。スポーツの世界で言うと選手をしたことのないコーチや監督はいないのと同じで専門家もスタートはアクター、プレヤーからです。

今日の一言
名選手が名監督とは限らない

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2004.09.16

企業内起業家

昔からお付き合いのある中堅企業の若手研修に行ってきました。商人塾と命名されたこのセミナーは半年間に12回の終日セミナーと課外課題・図書を与えれ、卒塾の時にチームで卒論を塾頭である社長に発表します。卒論は新規事業の提案であったり、新しい仕組みの提案であったり、商品企画、営業戦略など、経営に関することであれば特にカテゴリーに制限はありません。この企業は流通業なので、やっぱり、顧客、店舗、システム、サービス、商品に関する提案が多いようです。今回は6期生で3年目になっています。僕は12コマの内の1コマだけですが、1期生からお付き合いしています。僕と一緒に勉強するのはアントレプレナー・シップです。
「吉田さん、うちの若手に起業家精神を教えて下さい」っていうお話でした。僕は「そんなこと教えたら、みんな辞めるよ」(笑)って話したら、ご依頼を受けたこの企業の総研の社長が「いいです。辞める人は辞めます。塾生の中でうちのリソース、ヒト、モノ、カネ、店、仕入れ先様、お客様などを面白がって、今を否定し、次世代の当社を育む人が出てくればこのプロジェクトは成功ですから」とのことでした。僕は「わかりました。全員を独立させるつもりでお受けします」(笑)そして、20人×6期生=120人にセミナーしてきました。さて、この中から社内起業家が何人でますか?楽しみです。

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2004.09.14

購買心理


ICOCAのカードを買いました。当たり前ですが、SUICAもICOCAも前々から知ってはいたのですが、あの厚みが嫌で、二の足を踏んでいました。それでなくても財布の中はカードだらけですしね。だから、僕の財布の中には大阪の地下鉄、私鉄のスルット関西と関東のメトロ、私鉄のパスネット、JR西日本、東日本のイオカードと4枚のプリペイドカードが入っていました。
別にICOCAカードが薄くなった訳ではないのですが、昨日、スタッフと話してて、「え、吉田さん、知らないんですか?ICOCAとSUICAと仙台の何とかは共通なんですよ」この一言で、2枚持たなくていいことがわかりました。1枚で東京、大阪、両方使えるならいいやん。ってことで早速、買った訳です。JRは僕みたいなお客さんも想定していたのでしょうか?
分厚いICカードは嫌。2枚持つのはもっと嫌。それなら、薄くは出来ないけど、共通にしましょう。これならどう?って感じですよね。実際にはプリペ2枚の方が圧倒的に薄いのですが・・・(笑)
仙台のJRカードはなんていう名前なんかな?知ってますか?それと、上海の交通カード(IC)は全タクシー、全バス、全地下鉄、みんな使えます。これもすごいよね。社会主義市場経済の威力か!(笑)

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2004.09.13

駆け出し専門家勉強会

こんなタイトルの勉強会をしています。10人ぐらいいるのかな?僕が主催していたメーリングリストの落し子です。(笑)ドリームゲートのアドバイザーを中心に、これからがんばる専門家が集まって、お互い切磋琢磨しながら、成長しようっていう会です。実践型でただ勉強するだけでなく、ほんまにここから事業を起こしたいと目論んでいます。(笑)この日は通称、熊さん、猪熊さんのIBMプログラムをみんで揉みました。ピンの写真はDGアドバイザーの若乃花、宮嶋さんです。

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2004.09.12

起業教習所カフェ・ダイニングコース 大阪校 開校


このblogでも東京校については書きましたよね。この起業教習所ですが、業種・業態に特化した教習所コンセプトの起業学校です。教習所なんで卒業すると免許書がもらえて、一人前のドライバー(経営者)になれます。(笑)授業はこれまた教習所と同じ、実技と座学があって、実技=経験知。座学=知識。何事もこのバランスが大切です。講師陣も僕が見る限りではそのバランスで取り揃えたみたい、(?)失礼しました。ご協力いただいた、みたいです。バリバリの社長は経営が専門なんで、それを人に教えることは仕事ではないですよね。だから、経験が構造化、体系化されてないから、なかなか人には伝えられない。でも、先生と言われる人たちの話は体系化できてるんですが、机の上の話なんで、イマイチ、リアリティーに欠ける。そこを解決したのが僕たちの起業教習所です。僕はリスク・マネジメントのお話をしたのですが、以下がレジュメの抜粋です。どう?聞いてみたいですか?
?? 失敗は法則
1.ネットワークの不足
2.独我論に陥るな
3.ヤル気の強さが失敗させる
4.誰でも天狗になる
5.事業が身の丈を超えた時
6.誰も失敗を認めたくない

?? 再起しやすい失敗の仕方
1.失敗は宝物 痛みを知る
2.受身の練習
1)ネットワークを守る
2)早く失敗する
3)撤退計画 撤退障壁
4)撤退計画を公言する
5)リスク感性を磨く
6)多重債務者への道
3.小さく負けて大きく勝つ
4.ネットワークがお前を起ち上がらせる

?? リスクマネジメント
1.ビルの10階から飛び降りるリスクとは
2.リスクのメカニズム
3.リスクマトリックス

?? 失敗経験の活用術
1.失敗を棚卸する
2.自分の弱みと対峙する
3.前に進む、立ち止まるな
4.明るく、元気に、前向きに

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2004.09.11

マルチ専門家を目指す

今日は福岡で専門家向けのセミナーをしてきました。専門家って言っても弁護士、会計士、税理士、コンサル・・いろいろなんですが、どんな専門家も提供しているサービスはコンサルティングです。それで、コンサルタント・セミナー「マルチ専門家を目指す」っていうセミナーでした。
起業支援 コンサルタント セミナー 「目指せ!マルチ専門家」コンサルタントって自分が商品ですから、まずは自分を商品化するところから話はスタートです。キャラでもありますし、スキルもわかり易く、メニューにしないとね。
ところが、この先生と呼ばれる仕事。営業が難しい。「形のないもの」を売っているのと、「こっちからは買って欲しい」とは言えない辛さがあります。(笑)先方から「なんとかうちの会社も・・」とか「先生、お忙しいとは思いますが、講演を・・」って言ってもらわないと値打ちがないですよね。(笑)そうなんです。コンサルって値打ちの商売なんです。(笑)
この値打ちなんですが、僕は「大きく」と「早く」だと思っています。僕が関わることで3億の事業が10億になる。3年かかるのが1年で出来る。この値打ちです。
注:写真は関係ありません。(笑)

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2004.09.10

金曜メルマガ

僕はドリームゲートの金曜メルマガで「GENイチ」っていうコラムを書いています。「GENイチ」とは元気が一番っていう意味なんですが、おもろい出来事、おもしろいもの、おもろい人の話が中心です。このblogにも毎週、紹介しますね。メルマガ取りたい??って人はここまで→DRAM GATEメールマガジン登録

今、メルマガに登録したら、ニッポンの起業家図鑑がもらえるよ。みんなと同じ起業家が100人紹介されています。

■■ 外人部隊 ■■

アクション映画で、一癖も二癖もありそうな、ならず者が集められて、人質を救出したり、要塞を爆破するってストーリーありますよね。集められたメンバーはそれぞれ、爆弾とか射撃とか格闘技とかのプロです。そして、隊長。この隊長が大事。百戦錬磨のプロ中のプロ。いつも冷静で、ある時は非情にもなれる鉄のような男なんですが、実はやさしくて、昔の深い傷を心の中にしまっているニヒルなヤツです。そして、一番の山場でこの隊長が危険を承知の上でヒューマンな意思決定をするんです。いつも。(笑)

主役はこの隊長です。そして、脇役に本部から無線で支持する指揮官がいます。たいてい、悪役なんですが、現場を知らないお役人タイプってところですか。

プロ集団がチームを作って、共通の目的に立ち向かう。ってことなんですが、「プロ」を束ねるのは大変。そのカテゴリーでは隊長も負けちゃうんですから。だから、隊長には総合的な人間力が求められます。

僕はドリームゲートの他にもいくつかプロジェクトを動かしています。9月1日からスタートしたpikaモチーフ・プロジェクトは大阪大学の柳田先生のグループが開発した発光性希土類錯体の商品化なんです。この希土類錯体は有機体を光らせることができるんです。つまり、プラスチックとか紙、塗料、繊維が光ります。このプロジェクトのアートディレクションは和紙の世界での第一人者の堀木エリ子さんにお願いしています。光る和紙で照明器具(灯籠)を作ります。そして、来年3月に京都の花灯路でこの技術を発表します。花灯路とは京都商工会議所が中心になって毎年3月に行われる光のイベントです。岡崎から清水神社までの参道を3000個の灯篭で飾るイベントです。
pikaモチーフ・プロジェクトは大阪大学の研究室と堀木エリ子&アソシエーツ、そして、京都商工会議所、錯体開発では化学メーカーの日生化学工業所さんとセントラルテクノさん、そして、僕たちマネジメントチームがお手伝いします。
部隊を引っ張る隊長、プロジェクトリーダーは八伏俊彰さん、テクノロジー系ベンチャー立上げのプロです。チームメンバーもプロですが、すべて住む世界が違います。僕たちはマネジメントの世界に居ます。堀木さんはどちらかというとアーティスト、先生方は教育・研究者、日生化学さんはメーカー、テクノさんは商社、京都商工会議所は公的な機関です。みなさんプロですが、それはそれで、大変です。(笑)
このチームが来年の花灯篭での発表を共通の目的にがんばります。僕と柳田先生、日生化学の酒井社長はプロジェクトオーナーなんで、脇役です。本部から無線でやりとりする指揮官みたいなもんです。悪役にならないようにがんばりますネ。(笑)

今日の一言
↓↓↓↓↓
プロとは個性だ!

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